ペット写真をLINEスタンプに使うときの権利・個人情報

「この写真を使って大丈夫?」を判断するための実用的な確認ポイントをまとめます。

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この記事の内容

ペットの写真だから自由にLINEスタンプへ使えるとは限りません。確認したいのはペットの飼い主だけでなく、写真を撮影した人、写真に写った人物、ロゴやキャラクターなど第三者の権利、首輪や背景に写った個人情報です。特に写真館やSNSから入手した画像は、画像データを持っていることとスタンプへ利用できることを分けて考えます。

ペット写真をLINEスタンプに使ってよいか確認する流れ
撮影者・利用許可、第三者の写り込み、個人情報を順番に確認します。

自分で撮影した自分のペット写真

自分で撮影した自分のペット写真は、撮影者と利用者が同じため確認しやすいケースです。ただし、背景に第三者の顔、店のロゴ、キャラクター商品、車のナンバー、郵便物などが写っていないかは別途確認します。

家族や友人が撮った写真

ペットが自分の飼っている子でも、写真そのものを家族や友人が撮影した場合は「LINEスタンプ用の素材として使ってよいか」を確認しておくと安心です。友人のペットをプレゼント用スタンプにする場合は、写真だけでなくペット名などを公開ページへ載せてよいかも確認します。

写真館・プロカメラマンの写真

写真館やプロカメラマンに撮ってもらった写真は、画像データを購入して手元に持っていても、加工や商品化まで自由にできるとは限りません。契約、利用規約、納品時の案内などで、加工・配布・販売用途が認められているか確認してください。

SNSで見つけた写真・保存した画像

SNS上で画像を閲覧・保存できることと、その画像を自分のスタンプ素材として利用できることは別です。他人が撮影したペット写真を、許可なくダウンロードしてスタンプへ加工することは避けます。

人が一緒に写っている写真

LINE Creators Marketの審査ガイドラインでは、許諾を得ていない人物の顔や似顔絵など、肖像権・パブリシティ権を侵害するものが権利上の問題として挙げられています。ペットだけを使う場合は、人物部分をトリミングまたは除去する方法が分かりやすい対応です。

見落としやすい個人情報

  • 首輪・迷子札の電話番号
  • 飼い主や子どもの名前
  • 郵便物や宅配ラベルの住所
  • 家の表札
  • 車・バイクのナンバー
  • 学校名や勤務先

元写真では小さくても、完成画像では目立つ場合があります。全画像を拡大して確認してください。

ペット写真で注意したい人物や個人情報などの写り込み例
人物の顔、ロゴ、電話番号、住所などが残っていないか、完成画像を拡大して確認します。

ロゴ・キャラクター・商品などの写り込み

服、毛布、おもちゃ、テレビ画面、ポスターなどに第三者のキャラクターやロゴが大きく写っている場合は注意します。審査ガイドラインでは、第三者の商標権、著作権等を侵害するものや、使用素材が第三者の利用条件に違反するものが問題として挙げられています。

AI生成の参考画像にも権利確認が必要

最終スタンプへそのまま表示されない場合でも、参考画像として何を使ってよいかの確認は省略しない方がよいでしょう。自分が利用権限を確認できる素材を使います。

LINE申請前の権利チェック

2026年8月14日に確認した審査ガイドラインでは、第三者の知的財産権を侵害するもの、権利の所在が明確でないもの、肖像権等を侵害するもの、権利者からの許諾を証明できないものなどが示されています。

  • 自分に利用権限がある写真か
  • 他人の顔や個人情報が残っていないか
  • 他社キャラクターやロゴが目立っていないか
  • 写真館などの利用条件を確認したか
  • 必要な許可を後から確認できるよう残しているか
LINEスタンプ申請前の写真権利とプライバシーチェックリスト
利用許可、人物や個人情報、ロゴやキャラクターの写り込みを申請前に確認します。

審査上の注意点はペットスタンプがリジェクトされる主な原因でも確認できます。

この記事の位置づけ

この記事はペットスタンプ制作時の一般的な確認ポイントを整理したもので、個別案件について法律上の可否を判断するものではありません。権利関係が複雑な写真は、権利者への確認や専門家への相談を検討してください。

Sources

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