作り方・申請ガイド
ペット写真でLINEスタンプを作る方法
写真選びから申請・公開まで、ペットLINEスタンプ作りの全体像を確認できます。
ペット写真からLINEスタンプを作る方法は、大きく分けると「写真を準備する」「作り方を決める」「言葉と個数を決める」「申請用画像を整える」「LINE Creators Marketで申請する」の5段階です。最初から画像加工へ進むより、誰との会話で何を送りたいのかを先に整理すると、使いやすいセットに仕上がります。

ペットLINEスタンプを作る全体の流れ
通常の静止画スタンプを作る場合、次の順番で進めると作業を整理しやすくなります。
- 使用場面と公開方法を決める
- ペットの特徴が分かる写真を選ぶ
- 写真切り抜き・AI生成・イラスト化などの制作方法を決める
- 入れたい言葉とスタンプ個数を決める
- スタンプ画像・メイン画像・トークルームタブ画像を準備する
- LINE Creators Marketへタイトル・説明文・画像を登録する
- 審査をリクエストし、通過後にリリース操作を行う
LINE Creators Marketの公式案内では、クリエイター登録、テキスト情報と画像の登録、審査、リリース操作という順番が示されています。審査を通過しただけで自動的に販売開始されるとは限らず、通過後にリリースボタンを操作します。
1.誰がどの場面で使うかを決める
最初に決めたいのは、作風よりも利用場面です。家族との毎日の連絡に使うのか、友人とのリアクションに使うのか、仕事や先輩への敬語も含めるのかで、必要な言葉と表情が変わります。
家族向け
- 今帰ります
- ごはんいる?
- おかえり
- 気をつけてね
- おやすみ
帰宅、食事、買い物、予定、体調への気遣いなど、文章で繰り返し送っている短文を優先します。
友人向け
- ありがとう
- 了解
- いいね
- えっ?
- またね
短い返事や感情表現を中心にすると、画像と表情の違いを楽しみながら使えます。
仕事・先輩向け
- おつかれさまです
- 承知しました
- 確認します
- ありがとうございます
重要な依頼、謝罪、納期、金額などはスタンプだけで済ませず、文章も添えることが前提です。
言葉を具体的に選ぶ際は、ペットスタンプに入れたい言葉32選も参考にしてください。
2.ペットの特徴が分かる写真を準備する
スタンプ制作では、写真の枚数よりも、顔や毛柄などの個体特徴を確認できることが重要です。顔が大きく写り、目・耳・鼻・口元が見え、毛色と背景に差がある写真を優先します。
- 顔が正面または斜めから確認できる
- 耳や頭が大きく切れていない
- 目の色や顔の模様が分かる
- 大きな手ぶれやピンぼけがない
- 首輪の電話番号や第三者の顔が写っていない
正面写真だけでなく、横顔や全身写真があると、体格、尻尾、足先、反対側の模様を確認できます。ただし、スタンプ1個につき別写真が必要という意味ではありません。追加写真は、その子らしさを判断する補助資料として役立ちます。
写真の詳しい選び方は、ペットLINEスタンプの写真準備完全ガイドで解説しています。
3.制作方法を選ぶ
ペットスタンプの代表的な作り方は、写真切り抜き、AI生成、イラスト化、制作サービスへの依頼です。どれが最も優れているというより、写真との近さ、表情の種類、作業時間、予算のどれを重視するかで選びます。
| 方法 | 仕上がりの特徴 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 写真切り抜き | 元写真の顔や毛柄を残しやすい | 写真そのものを生かしたい | 表情を増やすには複数写真が必要になりやすい |
| AI生成 | 写真を参考に表情やポーズの候補を増やせる | 写真1枚から変化をつけたい | 耳・毛柄・足・尻尾などが変化する場合がある |
| イラスト化 | 線や色を統一しやすい | キャラクター感や作風を重視したい | 写真の質感とは異なる仕上がりになる |
| 制作サービス | 加工と申請用データ準備をまとめやすい | 画像編集の時間を減らしたい | 候補数、修正条件、納品物、公開方法の確認が必要 |
より詳しい比較は、AI生成・写真切り抜き・イラスト化の比較と自作と制作依頼の比較で確認できます。
4.言葉と個数を決める
LINE Creators Marketの通常スタンプは、8個・16個・24個・32個・40個から個数を選択できます。審査をリクエストした後は個数を変更できないため、画像を作り始める前に構成を決めておく必要があります。
| 個数 | 組み立て方の例 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 8個 | あいさつ・返事・感謝・謝罪 | まず少数で作りたい |
| 16個 | 基本語+感情・応援・気遣い | 日常会話へ幅を持たせたい |
| 24個 | 基本語+家族連絡+具体的な返事 | 家庭内で頻繁に使いたい |
| 32個 | 日常・家族・友人・敬語 | 相手や場面を広げたい |
| 40個 | 多数の場面・表情を細かく分ける | 重複なく使い分けられる言葉が多い |
数を増やすために似た意味の言葉を重ねるより、実際の送信履歴を思い出し、頻度の高い言葉から選びます。『了解』『OK』『わかった』をすべて入れるより、その分を『ありがとう』『大丈夫?』『今帰ります』など別の用途へ割り当てる方が使いやすい場合があります。
個数別の考え方は、8個・16個・24個・32個の選び方をご覧ください。
5.申請用の画像を準備する
通常の静止画スタンプでは、スタンプ画像に加えて、メイン画像とトークルームタブ画像を準備します。2026年8月1日に確認した公式制作ガイドラインでは、次のサイズが案内されています。
| 画像 | 必要数 | サイズ |
|---|---|---|
| メイン画像 | 1個 | 横240px × 縦240px |
| スタンプ画像 | 8・16・24・32・40個から選択 | 横370px × 縦320px以内 |
| トークルームタブ画像 | 1個 | 横96px × 縦74px |
- 画像形式はPNG
- カラーモードはRGB
- 背景を透過する
- スタンプ画像の幅と高さを偶数にする
- トリミング後の外枠と内容の間に約10pxの余白を取る
- 小さく表示して文字と表情が分かるか確認する
画像ごとの役割はメイン画像とタブ画像の違い、サイズは画像サイズ・形式の記事で詳しく解説しています。
6.LINE Creators Marketへ申請する
画像の準備ができたら、LINE Creators Marketへクリエイター登録を行い、スタンプのタイトル、説明文、クリエイター名、コピーライト、販売情報などを入力します。その後、画像を個別またはZIPでアップロードし、プレビューを確認して審査をリクエストします。
- クリエイター登録を行う
- 新規登録からスタンプの種類と個数を選ぶ
- タイトル・説明文・クリエイター情報を入力する
- スタンプ画像・メイン画像・タブ画像を登録する
- 販売情報や写真使用に関する項目を確認する
- プレビューで画像順・文字・切れを確認する
- 審査をリクエストする
- 審査通過後にリリース操作を行う
写真を素材として使用する場合、審査過程で権利確認書類を求められることがあります。自分で撮影した写真か、使用許諾を得た写真かを説明できるようにしておきます。
具体的な流れはLINE Creators Marketの申請手順、差し戻しへの備えはリジェクトされる主な理由をご覧ください。
7.自作と制作サービスの違い
自作では、画像の切り抜き、文字入れ、サイズ調整、申請を自分のペースで行えます。細部を何度も直せる一方、画像ごとの品質をそろえ、公式仕様を確認する時間が必要です。
制作サービスを使う場合は、料金だけでなく、完成数、候補数、修正条件、納品物、申請方式、公開アカウントを確認します。『24個制作』と書かれていても、24候補から24個が完成するのか、27候補から24個を選べるのかでは選択の幅が異なります。
Peta Stickerの場合
Peta Stickerは、ペット写真をもとにAI生成、画像加工、人手確認を組み合わせ、完成数より多い候補から採用画像を選ぶ方式です。通常プランは次の構成です。
| 完成数 | 料金 | 候補数 |
|---|---|---|
| 8個 | 1,480円 | 9候補から8個を選択 |
| 16個 | 2,480円 | 18候補から16個を選択 |
| 24個 | 3,280円 | 27候補から24個を選択 |
| 32個 | 3,980円 | 36候補から32個を選択 |
納品物は、個別PNG、main.png、tab.png、申請用ZIP、プレビューURL、申請ガイドなどです。無料の個別デザイン修正を何度も繰り返す方式ではなく、追加候補は9候補500円です。料金や提供条件は変更される可能性があるため、注文時の表示を優先してください。
作成にかかる費用と作業時間を分けて考える
費用を比べるときは、制作料金だけでなく、自作ツール、AI生成回数、追加候補、公開オプション、LINE上で完成スタンプを購入する費用を分けて確認します。制作データが完成しても、そのままLINEアプリへ自動追加されるわけではありません。申請・審査・公開後にLINE STOREまたはLINEアプリ上で購入する工程があります。
| 費用・作業 | 自作 | 制作サービス |
|---|---|---|
| 画像加工 | 無料・有料アプリを使用 | プラン料金に含まれる範囲を確認 |
| AI生成 | 利用サービスの回数・月額 | 候補数や追加候補料金を確認 |
| 申請用データ | 自分でサイズ調整・ZIP作成 | main・tab・ZIPの納品有無を確認 |
| LINE申請 | 自分で登録・審査対応 | 申請ガイドまたは公開方式を確認 |
| 公開後の購入 | 別途必要 | 制作料金とは別途必要 |
作業時間についても、写真選び、言葉決め、候補確認、申請情報入力、審査差し戻しへの対応を見込みます。自作では画像ごとの細かな調整に時間をかけやすく、制作依頼では希望整理と候補選択が中心になります。
初めて作るときに起こりやすい失敗
言葉より先に画像を大量に作る
使う言葉が決まっていない状態で表情だけを増やすと、似た画像が多くなり、最終的なセットに必要な返事やあいさつが不足します。最初に言葉の一覧を作り、各言葉に合う表情を割り当てます。
小さく表示したときの見え方を確認しない
編集画面では読めても、トーク画面では文字や顔が小さく表示されます。スマートフォン上で縮小し、文字、目、口元、白フチが判別できるか確認します。
候補数と完成数を同じだと思う
制作サービスによっては、完成数より多い候補から採用画像を選べます。逆に、提示された候補がそのまま完成品となり、選び直しや追加に条件がある場合もあります。申し込み前に用語を確認します。
公開方法を確認しない
自分のクリエイターアカウントで申請するのか、サービス運営者側のアカウントで公開するのかにより、公開後の管理や売上の扱いが異なります。購入者名義での申請代行と、運営者名義での公開を混同しないようにします。
作成前によくある質問
写真は何枚必要ですか?
顔や個体特徴が分かる写真1枚から始められる方法もあります。ただし、左右で模様が違う、尻尾や足に特徴がある、2匹以上を入れる場合は補助写真が役立ちます。
完成したらすぐLINEで使えますか?
制作データの完成後、LINE Creators Marketへの申請、審査、公開、LINE上での購入が必要です。審査通過や公開までの期間は保証できません。
制作料金にLINE上の購入代金も含まれますか?
含まれません。公開後にLINE STOREまたはLINEアプリ上で購入する費用が別途必要です。
写真どおりに作れますか?
写真切り抜きは元写真の特徴を残しやすい一方、AI生成やイラスト化では表情・体・毛柄などが変化する場合があります。完全一致を前提にせず、候補を確認して選びます。